神仏画家の月涛賀（つきなが）ゆうさんの作品をサニーゴでは2020年1月9日～2月28日まで展示させていただきました。
レセプションパーティーを開催し、様々な業界の方が足を運んでくださいました。
終始笑いが絶えない会で大盛況！
作品に対する質問からプライベートの質問まで様々な会話が飛び交いました。
一つひとつ丁寧に明るく対応してくださる姿に魅了された方も多かったのではないでしょうか。
共生と調和・全体繁栄の世界の創造を目的に活動。
自由自在な自然の姿を通して、瞬間瞬間の生命の輝きを感じるままに表現されている月涛賀さんの魅力をご紹介させていただきます。
神仏画家 月涛賀ゆうさんとは？
月涛賀さんは京都府京都市出身。
今ではとても明るくとても素敵な笑顔で楽しく作品を作られている月涛賀さん。
しかし、最近までとても苦難を抱えられていたとのことです。
幼少期は家庭内問題によって、寺院に預けられて育ちました。
14歳のときに自律神経失調症の拒食症や鬱と診断されたそうです。
そこから20年間、拒食症・過食症・過食嘔吐という摂食障害と戦い続けてきました。今では完治して毎日楽しみながらアーティスト活動を続けられています。
18歳の頃、日本の美術業界と自分の考えが合わないということで高校を中退。
この頃の体重が過去最低の28kg。
体力もあまりない中でメキシコに単身で渡り、芸術アカデミーに入学し哲学と立体造形を学んできました。
20歳の頃に帰国し、神仏画家としての活動がスタート。
合わせてマッサージ師やオーガニックカフェのオーナー、シェフ、歌手、モデルなど幅広く活動されてきたとのことです。
30歳の頃にはなんとなくでフランスに渡ったそうですが、直後に父の余命宣告。
家族との最高の思い出として「パリで個展を開いて家族を招待しよう」と思い、クラウドファウンディングを実施しました。
見事成功し、翌年にパリのエッフェル塔近くのギャラリーで海外では初めての個展を開催して家族を招いたそうです。
そこから年に1度はパリで個展を開き、日本の日吉大社総社・比叡山延暦寺に作品を奉納したりと、日本でも世界でも活動の幅を広げています。
思ったことを即実行して叶えていく姿に勇気づけられる方も多いのではないでしょうか。
月涛賀さんのnoteに今までの生い立ちや経歴が詳しく書かれていますので是非チェックしてみてください。
私の人生プロフィール｜YUU TSUKINAGA ｜note
神仏画家、表現者の道へと進まれたきっかけとは
物心ついた頃から親からの暴言・暴行が毎日続く日々を過ごされていました。
そんな中でも、絵を描くことが好きな子どもだったそうです。
11歳の頃に学校で美術の時間、デッサンした卵の絵を褒められたのがきっかけで将来は画家になることを決めました。
中学生の頃は自律神経失調の拒食型と鬱と診断され、真面目な優等生でしたが勉強も放棄したりテストはすべて白紙で提出。授業もサボるようになりました。
高校には行かず、画家さんの弟子になることを考えていたそうです。
ただ現在では弟子入り制度というのがなく、代わりに大学で教授に師事することができると知り高校に行くことに。
全国の受験者の中から10人しか選ばれない日本画科に合格。
しかし、教師から美術業界では実力だけで認められる世界ではないと教えられ、価値観の違いに衝撃を受けます。
日本に居場所が感じられなくなり単身メキシコへ渡り、そこから海外でもアーティスト活動の幅を広げていらっしゃいます。
想いがこめられたアート作品の数々をご紹介
月涛賀さんの作品は個展やギャラリーはもちろんですが、ユネスコ世界文化遺産・日本遺産・重要文化財などの5つの社寺にも奉納されています。
2019年に奈良県の丹生川上神社（にうかわかみじんじゃ）に奉納された書作品の「令和」。
絵画が主ですが、書作品も制作されており、龍をイメージした文字で書かれています。
そしてこちらは橿原神宮（かしはらじんぐう）に奉納された作品です。
題名：「金鵄（きんし）」
題名：「八咫烏（ヤタガラス）」
どの作品もとても力強く、表現者として書でも繊細かつダイナミックに神仏を表現しています。
ガラッと雰囲気が変わってとても鮮やかな絵画作品のご紹介です。
2018年に大阪で行われた海岸通りギャラリー・CASOにて、アーティストグループ「関西レジデンスギルド」の一員として展示された際の月涛賀さんの作品です。
なんと横幅は6メートルを超える超大作！
この作品を制作している過程をYouTubeにて投稿されています。
どれほど大きいのかもあわせて、是非確認してみてください。
月涛賀ゆうさんの魅力が詰まったSNSを要チェック！
いかがでしたでしょうか。
月涛賀さんの魅力が沢山伝わり、作品をもっと見たい！もっと知りたい！と思われた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
多方面でご活躍されている月涛賀さんのInstagramやTwitterでは、沢山の作品を観ることができます。
noteでは摂食障害をどう乗り越えたかなども伝えています。
勇気づけられる方も多いと思いますので、是非チェックしてみてください。
Instagram＠Private
Instagram＠Art Works
Twitter
note
サニーゴでは様々なアーティストの方とコラボして、多くの方にアーティストの方や作品、アートの魅力を伝えられるよう日々活動しています。
「自分らしく輝く毎日を」をコンセプトに、様々なアーティストがサニーゴを通して自分らしく表現するフィールドを提供していきます。
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